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夏はこれだ!潮かつおの燻焼き。

 

 

 

数年前から販売している「潮かつおの燻焼き」。
一度その製造しているところへ訪ねたいと思っていたが、ようやく念願が叶った。

 

思えば今から30数年前の夏、友人たちと2泊3日のバイク旅でこの地を訪ねたことがあった。
たしか旅の間中、ずっと雨で、同じ民宿で燻っていた。
毎夜出されるお刺身の船盛りが唯一の楽しみだった。
十代終わり頃の、さえない夏の思い出だ。

 

さて今回も残念ながら雨だった・・・。
土肥の町が見える頃にはようやく雨が止んだが船原峠は土砂降りだった。
大田子海岸へ下る途中、目指す塩鰹の製造元、カネサ鰹節商店さんはあった。

代表の芹沢さんは物静かそうな方だったが、鰹節をはじめとする鰹保存食についてのお話はじつに興味深く、
その博識と造詣、なにより愛情と情熱に圧倒された。
工場見学と思いきや、事務所脇の飯場での2時間レクチャーはあっという間に過ぎ去った。

 

田子の鰹保存食をひも解くと古くは奈良時代まで遡る。
当時、荒堅鰹(鰹の塩蔵品)を納税品として朝廷に納めていたというのが一番古い記録としてあるそうだ。
塩鰹のルーツはここにある。

簡単にいうと荒巻鮭の鰹版ともいえる塩鰹。
西伊豆地の伝統食で、神事のお供え物として大切に扱われてきた。
正月にはしめ飾りにして玄関に掛ける習慣もあるそうだ。
そんな塩鰹はその名のとおり、口にすると、とても塩辛い!なんと塩分が20%もある。
しかし鰹の旨みが凝縮されているから、めちゃくちゃ旨いのだ。

 

今回ご紹介するのは、この塩鰹を田子でかつおぶし製造で用いられてきた手火山式燻乾法で燻焼きした「潮かつおの燻焼き」。
これがなかなかの便利品。例えば・・・。

冷飯にほぐした塩鰹の焼き身をちょっぴり乗っけて茶をかければ鰹だしの効いた「潮かつお茶漬け」
塩むすびの塩の代わりに、ほぐした塩鰹の焼き身でむすべば「潮かつおむすび」
茹であがったパスタにオリーブオイルとほぐした塩鰹の焼き身で「スパゲティポニート?」
つまり、塩鰹は「塩&だし」なのです。
これから本格的な夏、塩分補給にもって来いですよ。

 


西伊豆田子、カネサ鰹節商店謹製「潮かつおの燻焼き」
70グラム 560円 (消費税別)

 

 

2015年06月26日 [ 6606hit ]

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