稲刈りはじまる。
毎年稲刈りの日に感じる。あっという間の半年だったと・・・。
3月、田んぼに入り
4月、種まきをし
5月、田植え
6月、ホウネンエビを見て
7月、出穂
8月、風に吹かれ
9月、もう稲刈り
4月から9月までの太陽エネルギーの固着物。それが米。
稲刈り直前の稲の姿は、まさに集めに集めた太陽のように黄金色に輝いている。
この姿を見たいがために仕事中、サボって見に行った。
伊豆諸島沖を北上していった台風のせいで、この数日の曇天が嘘のような快晴。
昨年より一日遅れの9月9日、巨大胚芽米カミアカリから稲刈りがはじまった。
収穫されたばかりの籾の香りは格別。
手にとって、その香りを思う存分吸い込む。役得というものだ。
ただ稲が身を守るための表層ガラス質のせいで、いつまでたってもちくちくする。
わかっていても毎年無防備で触れてしまう。
帰り道、コンビニのトイレで手と顔をごしごし洗った。
この後、きぬむすめ、あさひの夢、にこまる・・・etc 順次稲刈りをしていきます。
稲刈り後には乾燥、調整、袋詰め、検査、出荷が待っています。
すべてが終わるのは10月中旬。
これから一か月の長丁場です。
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画像上:この香り、格別。
画像中:収穫前にもう一度眺める。
画像下:カミアカリ
( アンコメ米作りプロジェクト / 2014年度 )
2014年09月10日 [ 5551hit ]