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ストライクゾーン

 

 

9月初旬カミアカリ収穫。
9月下旬あさひの夢、きぬむすめ収穫。
10月・・・今日あたりから、にこまる収穫。

 

松下×安米プロジェクト米25年産米、
2001年からはじまった仕事だから今年で13作目。
25年産は3品種栽培しました。

 

あさひの夢
きぬむすめ
にこまる

 

あさひの夢 は、僕のリクエスト。
きぬむすめ は、松下のリクエスト。
にこまる は、たべる人、お客様のリクエスト。

 

夏は暑かった。
10月に入ってからも暑いけど・・・
有機栽培は微生物の活性任せ、コントロールのし難い栽培方法。
そのコントロールし難い方法でもストライクゾーンを外さないのは
松下に欲がないこと。
ザル田と呼ばれる志太平野もまたその一因である。

たくさん獲りたい・・・と思わない。


というより、たくさん獲れない。
平均反収6俵台(360キロ〜400キロ)
それはどこか稲の生命生理に逆らってない感じがしている。

稲は今年の天気に見あった分だけの種(米)を実らせる。
けっして無理をしない・・・。・・・させない。
その無理をしないで実らせた種(米)は
我々、たべる人にとってもちょうどいい気がしている。
つまり、たべる人にとってのストライクゾーンにはまる。

 

何の科学的根拠はない。
ただ13年間田んぼ通いをしていて、そんな風に感じているだけだ。

 

「あさひの夢」は、ふっくらしっとり。
「きぬむすめ」は、しっかりしっとり。
はてさて、今頃刈ってる「にこまる」どんな仕上がりだろうか?
きっとストライクゾーンを外してないと思うけど。

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2013年10月10日 [ 5195hit ]
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