二人とは彼らが学生の頃から知っている。
最初は二人が所属する大学の研究室の先生、仲間たちとやって来た。
私はそれが何だかとてもうれしくて、質問の答え以上に自分の活動や研究について夢中で喋った。
二人はそれ以来、時々店にやって来てはお米を買っていった。その度に二人とお喋りをした。
二人は卒業しそれぞれ道を歩みはじめた。先生と技術屋として。
二人は今、別々の街に暮らしている。
二人はこの疫病がなければ真夏の誕生日を共に過ごしたことだろう。
この夏、彼女は彼のためにこんな贈り物を選んだ。
May the Force be with you!