【掲】スイハニング事業部
長谷の竈 製作記(6) | |
これは、2022年長野県伊那市長谷中尾集落にある再生された古民家につくったご飯炊き専用竈「長谷の竈」の製作記です。_小谷氏が設計製作した燃焼の核となる竈本体に目途がついた後、11月14日、蛇紋岩の採取のため長谷に赴いた。この日は、僕と小谷氏のほかにwakkaagriの面々、地元行政の方、長谷地区の関係者の皆さんが多数集まる予定で、午前中に蛇紋岩採取、午後に... |
2022年05月15日 [ 695hit ]
長谷の竈 製作記(5) | |
これは、2022年長野県伊那市長谷中尾集落にある再生された古民家につくったご飯炊き専用竈「長谷の竈」の製作記です。_日本の釜戸は歴史的に古く、日本列島では旧石器時代から縄文弥生にかけて育まれてきた炉から派生した釜戸のようなもの(学術的には類釜戸と呼ぶ)と古墳時代あたりに朝鮮半島経由で完成された形で入ってきた釜戸が融合してできものらしい。煮... |
2022年05月13日 [ 636hit ]
長谷の竈 製作記(4) | |
これは、2022年長野県伊那市長谷中尾集落にある再生された古民家につくったご飯炊き専用竈「長谷の竈」の製作記です。_「蛇紋岩を入れる篭、どうやって作ります?」小谷氏の質問に「鉄筋を溶接して作るつもりだよ」と答えると「俺、溶接できないっすよ」との返答。この時点で互いの脳裏に、ある人のことが浮かんだ。それは松下氏のことだ。藤枝の有機米生産者で... |
2022年05月12日 [ 812hit ]
長谷の竈 製作記(3) | |
これは、2022年長野県伊那市長谷中尾集落にある再生された古民家につくったご飯炊き専用竈「長谷の竈」の製作記です。_蛇篭のアイデアを持ってすぐに相談したのは小谷氏。10年以上の付き合いでカミアカリの活動はもちろん、竈づくりには欠かせない存在。というより、この人が居ないとそもそも作ることは到底できない。僕のアイデアを三次元化できる唯一の存在。... |
2022年05月10日 [ 664hit ]
長谷の竈 製作記(2) | |
これは、2022年長野県伊那市長谷中尾集落にある再生された古民家につくったご飯炊き専用竈「長谷の竈」の製作記です。_持ち帰った蛇紋岩を眺めながら、エッジ立つその岩石をどうやって竈にするかを考えながら、ふとこんなことを思った。「そもそも蛇紋岩って素材としてどうなんだろう?」こういう時は、スイハニングチームで僕の海外スイハニングに何度なく同行... |
2022年05月09日 [ 521hit ]
長谷の竈 製作記(1) | |
これは、2022年長野県伊那市長谷中尾集落にある再生された古民家につくったご飯炊き専用竈「長谷の竈」の製作記です。_2021年の冬、取引先のWakkajapan出口さんから来春できるというグループ会社Wakkaagriの新拠点に、竈(かまど)が製作できないかと相談をされた。聞けばそれは改修される古民家とのこと。そこで、その年の春、桜が満開の頃、長野県伊那市長谷中尾集落... |
2022年05月08日 [ 679hit ]
ありモノ探しから | |
以前、僕が関わっていたワークショップの参加者のひとりから釜戸づくりの相談を受け山梨県へ行ってきた。現場は築二百年という旧家、来春までにリノベーションを行い宿泊施設にするという。釜戸を作るのは同じ敷地内にある納屋で、もとは馬小屋だったという切妻屋根の小屋であった。希望はご飯炊きはもちろん、バーベキューもできれば・・・という希望であった... |
2021年10月24日 [ 1037hit ]
釜戸への道【4】製作開始 | |
薪と羽釜で炊く本格ご飯を提供する飲食店のための釜戸製作レポート「釜戸への道」その【4】です。2021年2月の開店に向け、いよいよ釜戸製作が始まった。じつは製作を始まるまでが、なかなかの難産で、計画が具体化した2018年、まず釜戸職人を探すことから始まった。それも地元で・・・。「釜戸職人」と検索すれば容易に見つかることと知りつつも、できることなら「... |
2021年03月01日 [ 1410hit ]
御神火竈製作 6 | |
伊豆高原にあるGAKUSHAで製作している竈(かまど)「御神火竈(ごじんかかまど)」が11月15日無事完成した。溶岩石を積んだだけのように見えるその荒々しい姿は一見すると竈には見えないかもしれない。目の前にそびえる大室山を模した形状、素材となる溶岩石も大室山由来の足元にあるものを利用した。また竈内部はまさに火口、設計段階のイメージよりも、はるかにリ... |
2020年11月18日 [ 1161hit ]
御神火竈製作 5 | |
伊豆高原にあるGAKUSHAで製作している竈(かまど)「御神火竈(ごじんかかまど)」、8月の製作から一か月後の9月23日、躯体部分のモルタルが固まったことを確認し、治具を撤去するために火を付けた。コンパネ材で作られた治具はみるみるうちに燃えていく。じつはこの作業、燃焼テストも兼ねていたので燃えていく火の動きをじっと眺めていた。すると小谷氏がニヤリと... |
2020年11月17日 [ 1177hit ]