2013年度
imageアンコメ米作りプロジェクト2013

 

 

 2001年から始めた有機栽培による米作りの仕事を「アンコメ米作りプロジェクト」と呼んでいます。

その仕事の中心が、藤枝市の有機栽培生産家、松下明弘さんとの10年に及ぶ試行錯誤です。

そして2012年、平成24年産はついに12作目となりました。

 

我々が目指すのは、「らしさの追求」。

どこかにある米を目指すのではなく、足元にあるモノ。ここにしかないモノ。ここでしかできないコト。

云わば我々らしさ、ここでしか生まれないオリジナルへの探求です。

 

ここで培われた経験は稲をどう捉えるか?稲の種子である米をどう捉えるか?その米を食べる僕らはどう生きるか?

つまり土地と稲と人とのつながりを考える上で我々にたいへん重要なメッセージ伝えてくれています。

このコンテンツでは、そういった田圃と松下、そしてアンコメ(安東米店)の試行錯誤の日々

田圃からお茶碗までを巡る思索の旅をレポートしていきます。

 

 

 

 

関係者プロフィール

松下明弘(まつした・あきひろ)
1963年生まれ、81年藤枝北高卒業。88〜90年の2年間青年海外協力隊に参加、 東アフリカのエチオピアで野菜の栽培指導を行う。 帰国後、父親の他界を機に専業農家となり実家の圃場で有機無農薬栽培による米栽培をはじめ現在に至る。 2001年JAS有機認証を取得。 巨大胚芽米カミアカリ(2008年3月6日品種登録)の生みの親でもある。
長坂潔曉(ながさか・きよあき)
1963年生まれ、88年武蔵野美術大学卒業。90年家業の安東米店に入店。 97年松下明弘さんとの出会いから「田圃からお茶碗まで」というテーマで米を捉えるようになる。 以降、栽培〜販売〜炊飯までのすべてを視野に入れた米屋のあり方を模索している。 2004年五ッ星お米マイスターを取得。 2007年巨大胚芽米カミアカリのための勉強会カミアカリドリームの代表を務める。

 

一年先の準備。
一年先の準備。  気づいたらあっというまに3月、昨年はこのコンテンツ、あまり更新できてないことにを反省しつつ今キーボードに向かっている。  3月8日今年2度目の田んぼ、訪ねてみると25年産に向け作業がはじまっていた。 作業場の前で大型の自作のアルミ製バケットをつけたフォークリフトで育苗土の天地換えをしている。よくよく聞けば、この土は今年使うものでは...
2013年03月18日 [ 6016hit ]
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