2005年度
image安東米店の米作りの2大プロジェクト「松下×安米プロジェクト&高野×安米プロジェクト」
2001年春から藤枝の有機栽培生産者松下明弘さんとともに行ってきた有機栽培米生産プロジェクト「松下×安米プロジェクト」。あれから5年が経過しこのコンテンツでもご報告してきたとおり品質、食味ともにようやく満足のいく結果が出るようになりました。そしてさらに上を目指すべく平成17年産の計画を立て始めた2005春、新たなる米作りのサポートを安東米店が手掛けることになりました。生産者は高野順也さん。20代半ば農に夢を描き新規就農で稲作の世界に飛び込むも自らが目指したい農と現実との狭間で思い悩み、夢を諦めかけていた時にそんな彼と偶然に出会いました。彼の米作りに対する熱き思い「米作りはミッション(使命)です」が僕の米屋にかける思いと一致したことで関わらずにはいられなくなったのです。そして2005年(平成17年産)の栽培から安東米店が本格的に関わることが急きょ決定したのです。プロジェクト名は「高野×安米プロジェクト」松下くんの強力なライバルになることを目指しあえてこのプロジェクト名にしました。いつかこの二人の生産者が個性を競い合うすばらしい米作りを展開することを目指すべくサポートしていきたいと考えています。
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高野5月8日号 田植えスタートの巻
高野5月8日号 田植えスタートの巻  7日土曜日の午後電話が鳴った。「明日高野さんの田植えに行くんですが長坂さんも行きませんか?」電話の主はNさんだった。お客様であるNさんはアンコメ米作りプロジェクトが再スタートした時から僕と何度か田圃通いに同行したことからいつの間にかに高野くんと連絡を取り合っていたらしく僕より先に高野くんの田植え情報を知り電話し...
2005年01月27日 [ 3095hit ]
高野5月1日号 コツコツとやる作業するのみの巻
高野5月1日号 コツコツとやる作業するのみの巻  日本中がゴールデンウィークと呼ばれる大型連休に入り長い人は10日連続で休暇という人もあるらしく海外旅行に出掛ける人の数が過去最大?などとニュースが伝えている。しかしそんな優雅な日本人はごく一部で僕のまわりの農に関わる仕事の人達はカレンダーの色に関わりなく天気さえ良ければ日のあがる前から働いている。静岡では八十八...
2005年01月27日 [ 3127hit ]
松下4月25日号 スタートからきびしく育てるの巻
松下4月25日号 スタートからきびしく育てるの巻  以前にも田圃見学に来た「ちゃんとした飯を炊く店をやりたい」と一念発起した僕の友人が、今度はその店で使う干物を求め静岡に来たので帰り道に松下くんのところに寄ってみた。松下くんは田圃の整備がほぼ終わり苗床作り真っ最中だった。  「この育苗土は全部自分で作るんですよ」。松下くんは前年の夏頃から苗床に使う土を準備...
2005年01月27日 [ 3008hit ]
松下4月10日号 勝負はここで決まるの巻
松下4月10日号 勝負はここで決まるの巻  田植え前、この時期の田圃の様子が好きでお花見がてら観察をしに松下くんの田圃へ行った。静岡では例年3月下旬に満開となる桜(ソメイヨシノ)も今年は今頃になってようやく満開となり藤枝市内の沿道の桜並木も今が盛りを向かえている。そんな中、松下くんはもっぱら田圃の土木作業と元肥づくりに励んでいた。一年間使った田圃の内外、...
2005年01月27日 [ 3059hit ]
松下・高野4月4日号 高野くんが松下くんに出会ったの巻
松下・高野4月4日号 高野くんが松下くんに出会ったの巻  4月4日月曜日の午後、高野くんは安東米店に現れた。サンプルを兼ねて少量購入した16年産コシヒカリの領収書を届けにきたのである。事務的なことを済ませた後、コーヒーをすすりながら17年産の栽培計画書を見ながらどんな米を作りたいのか具体的な点をあらためて聞いた。「稲が植物らしい育ちになるように元肥ゼロの無肥料、への字...
2005年01月27日 [ 3160hit ]
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