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春の嵐
春の嵐
 
今日は午後から豪雨。
そして強風。
天気予報どおり。
 
そこで、午前中に入荷ラッシュ。
2カ所から30俵ほど低温倉庫に入れた。
庫内は12℃。
もうすぐスイッチを入れる頃が近づいていることを温度計は知らせている。
 
夕方になって風雨はさらに強くなった。
うっかりしていた。週一で仕入れに行く友達のイチゴ農家に行くのを忘れていた。
あわてて嵐の中、クルマを走らせる。
 
友達はいつもの小さな作業小屋でイチゴをパック詰めていた。
灯油のストーブが心地よい。
外は相変わらずの嵐。街灯の灯るのが見えた。
 
そこでしばらく考え事をした。
 
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Rickie Lee Jones - Stewart's coat
 
2012年04月04日 [ 3473hit ]
月曜日は抽選日。
月曜日は抽選日。

 

毎週月曜日お昼は、3.11アンコメもやりますキャンペーンの抽選会。
スタッフ全員ワイワイガヤガヤ楽しんでやってます。

最近は月曜昼が楽しみになりました。

 

今週の応募総数は28。
その中に松賞(アンコメ店主の出張スイハニング券)応募者が4名も!
Mさま、おめでとうございます。

 

その他、菅井さん大久保さんのお米(1キロ)2名さま
玄米もちが2名さまが当選されました。
おめでとうございます。

 

発表は当選者へ直接ご連絡致します。
キャンペーンはまだまだ続きます。今後もぜひご応募ください!
キャンペーンは詳細はコチラ


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画像上:4月2日
画像中:3月26日
画像下:3月19日

 

 

2012年04月02日 [ 3445hit ]
桜
 
山のカミサマは春になると桜の木に宿るらしい。
それから田畑へ降りて行くそうだ。
だから桜のいい年は稲もいいのだとか・・・。
 
思えば去年の桜は見事だった。
震災直後の心がざわざわを癒してくれた。
そして秋にはいい米が生まれた。
 
今年はどうだろうか?
24年産もいい米が生まれることを祈りたい。
満開の枝垂桜の向こうにお月様があった。
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Wynton Marsalis - The Very Thought of You
2012年04月02日 [ 3400hit ]
春の田。
春の田。
 
半年先の未来の話をしに春の田んぼへ。
森町、
藤枝、
生産家二人とたっぷり話す。
 
明日、自分に何が起こるかなんてこと、これっぽっちわかんなけど・・・。
半年先に秋がやってくることはわかる。
それだけを頼りに描く近未来。
 
田植えをする一ヶ月前。田んぼは静か。
日差しは春。
風が吹いている。
 
くしゃみをひとつ。
 
 
画像上:森町
画像下:藤枝
 
細野晴臣 - 冬越え
2012年03月28日 [ 3419hit ]
決算。
決算。

 

今月は決算月。

ちょうどいいので頭の中で考えていたことも決算棚卸し中。

西の空に衛星三つ。

 

う〜む、まだまだ。

 

The Byrds - Turn! Turn! Turn! 

2012年03月27日 [ 3219hit ]
顔。
顔。
 
土曜深夜、写真スタジオへ出掛けた。
眼鏡姿のポートレート。
はじめて見る眼鏡面の自分。
 
日曜午前、久々にジーパン、写真展「おんな」へ。
戦後から今。
ニッポン人の顔。
たしかにこうだった。
いつからだろう?この顔を忘れたのは。
 
日曜午後、散歩、暮れに買った革靴、調子いい。
ダウンタウンのギャラリーへ。
ティーンエイジャー、30年来の友の作品展。
ちっと肥えたが同じ顔。
17歳の彼、バンドマンの彼をたくさん撮った。
 
この24時間で出会った顔を思い出している。
 
The New Mastersounds - Forgiveness
2012年03月25日 [ 3604hit ]
ケセラセラ。
ケセラセラ。

 

お米はどこにでもある。
それでも「アンコメが選んだお米がほしいから・・・」と、言っていただく。
めっちゃうれしい。

 

お米はイネという植物の種。
思い通りにはならないことばかり。
その上、去年のようなとんでもない事故まである。
安定なんてことは一切ない。

 

いつもビクビクしながら、その安定しない様々を受け入れて
アンコメなりの答えをドキドキしながら搾り出す。
ようやく搾り出したそんな答えでも、「いいね」と言っていただいている。感謝。

 

ちょうど今、24年産の計画が決まりつつある。
半年先の未来。
飛び降りるような気分。
飛んでしまえば、あとはケセラセラ。

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画像上:新潟三条
画像下:山形遊佐

 

The Derek Trucks Band - Sierra Leone

2012年03月23日 [ 3849hit ]
座り方
座り方

 

よく遊びに来る先生に最近になって教えてもらい、なるほど〜と思ったことがある。
イタリアの工業デザイナーのソットサスがイームズの家具デザインについて語ったという言葉。

 

― イームズは、椅子をデザインしているのではなく、座り方をデザインしているのだ。

 

小さい頃からモノや状態の有り様に興味があって
それらに対し、どんな風に関わるのがいい感じなのかをずっと考えてきた自分にとって
この言葉はとても腑に落ちる感じがした。

 

米をはじめ農作物は多様で、言葉を変えれば不安定なのだけど
その不安定さをどう受け止めるか?
絶妙な受け止め方を発見することで、これまで以上に心地よいベストマッチが生まれる感覚を持っている。

 

エネルギーのことも含め
生活の仕方、あるいは生き方も・・・。
今まで仕方や生き方にあわせてエネルギーのカタチを設えるのではなく、
エネルギーのカタチにあわせて仕方や生き方を考える。

 

つまり、
出口にあわせた生み出し方ではなく
生まれたものにあわせて出口を探す。

 

先日、行った出張スイハニング(ごはん炊き)でのこと。
イベント会場である木工工房から出る端材を燃料にして、ごはん炊きをしている時にそう感じたのだ。
与えられた条件をもとに炊き方を考えればいいのだと。
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The Derek Truck Band - I know

 

2012年03月22日 [ 3630hit ]
わたしはたわしがすきです。
わたしはたわしがすきです。

 

出張スイハニングが終われば道具の片付け。
一晩水に浸しておいた土鍋や羽釜を水洗い。
掃除の友はいつもこれ。

 

たわし

 

汚れ具合によってはスポンジや金たわしも使うけど一番手になじみのはやっぱり、たわし。
それに羽釜や土鍋にはスポンジって感じじゃない。
洗剤をつけなくてもきれいになる。
それにだんぜん鍋釜を傷めない。
煤(すす)のついた羽釜を、たわしでごしごしやるのは快感だ。
燻された薪の香りに酔いながら掃除する。

 

掃除が次のスイハニングの準備。
掃除しながらいつも夢想する。

ピカピカの羽釜を持って世界中を旅しながら旅先で出会ったお米をスイハニングするんだ。
もちろんたわしも持って。

そうだ、たわしの故郷スリランカにも行ってみよう。


Bon Iver - for Emma

2012年03月21日 [ 3873hit ]
羽釜でカミアカリ。
羽釜でカミアカリ。
 
今日は春のお彼岸、
月いちのイベント、青空ルーシーでした。
このイベントはタイ式ヨガ(ルーシーダットン)を休日の午前中、
青空の下で行うという「ユーカリのくらた」さんの主催のイベントなんです。
 
前回からはアンコメもスイハニング機材持参で参加。
青空ルーシー×スイハニングってわけです。
タイ式ヨガですっかり緩んだ筋肉と空いたお腹にアンコメがスイハニングしたごはんを食べていただくわけです。
 
今回スイハニングしたお米は巨大胚芽米カミアカリ。
つまり玄米です。
昨晩からしっかり浸漬させたカミアカリ。
それを羽釜で炊きました。
燃料は木材、それもユーカリ材。ユーカリのくらたさんの工房から出るユーカリの端材を使うのです。
 
はじめチョロチョロ、なかパッパッ。の作法で火のコントロールをします。
油分も多いユーカリ材はとっても火持ちがいいので慣れればとても使いやすく微妙な火加減も自在。
前回から、すっかりその面白さにハマってるアンコメ店主です。
 
蒸らしも入れると全体で約1時間。
炊き上ったカミアカリはどうだ!ってくらいのピッカピカ。
皆さんが持ち寄った多彩なおかず&くらたさんと中村さんが朝から仕込んだシーフードカレーで
参加された20人弱の皆さんであっという間に平らげました。
 
あ〜楽しかった〜。ありがとうございました!
 
 
special thanks
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画像上:羽釜型UFO着陸ノ図(笑)
画像中:浸漬米重量×1.4=3813.6gが今日の炊飯水量です。
画像下:土鍋も楽しいけど羽釜はもっと面白い!
2012年03月20日 [ 3920hit ]
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