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10月21日号 松下×安米コシヒカリ食べた!売った!の巻
このお米がやって来て約1ヶ月、たった1ヶ月ではあるけれどいろんな事がわかってきた気がしている。松下くんのお米についても、また安東米店が今まで売ってきたお米についても彼のお米がやって来たことによって浮き彫りになったことがある。

松下くんのお米を購入されたお客さんが評して形容することばがこの1ヶ月で集まった。例えば、「野性味あふれる米」「アンチ優等生的米」「荒馬のごとき米」「上品ではないが何かがある米」「安東米店的ではない米」・・・・・・。一見ほめ言葉なのか、そうでないのか微妙な形容のかずかずではあるが、今までにない存在感というもの感じる。小生が最初に白飯で口にした時は正直「こんなもんか・・・。」と少々がっかりした。通常の食味テストでは、まず採用しない食感だったからだ。しかし分搗き米と玄米で食べたときその考えは一変したのだ。今までにはない風味がある!真夏の草むらに足をふみいれたような、そんな風味。以前から松下くんの米を食べつけている人が「彼の米はどこかなつかしい味がする・・・・。」といっていたのを思い出した。

これまで当店では全国レベルで旨い米を求めて日々試食しラインナップしてきたつもりである。これは要するに全国区のエリート米、優等生米を集めていたということで、たしかにそれは米屋としての王道だと思っていたけれど、松下くんのお米をこうして扱ってみてエリート米にはないちがう何かが実在しそれが別の魅力と価値があるということに思い知らされることになったのである。

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2001年01月14日 [ 4195hit ]
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