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ARTORO2016

 

今年も登呂遺跡でアートロが始まっている。
昨年まで講師という立場で準備期間を含め3年半関わってきたこの活動、
今年度から市民活動として再出発をした。
講師や参加者の区別のないフラットな関係で参加者それぞれが研究ができる場。
始めた頃にイメージした「ラボ」になっていければいいと思っている。

弥生時代の遺跡、登呂。
約2000年前にあった弥生時代に戻って今を考えてみると、
高度に細分化分業化した現代社会のはじまりはこの時期ではなかろうか?
そんな思いにかられ、暮らしのあらゆることの始まりを皮膚感覚でもって問い直す。
僕はそんな研究をのんびりしていくつもりです。
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画像上:苗を育てから移植するという今ではふつうの技術。そもそもそれが何のためかを知ってる人は案外少ない。
画像中:整備中の復元水田を眺めながら考える。肥料というアイデアがなかった時代、休耕し野草によって地力を回復させていた可能性が高い。弥生時代の水田の景色とは本当にこんなだったかも・・・。
画像下:紐がなければ、辺りの草で綯えばいい。すべての素材は足元にある!

ARTORO FBページ 

2016年06月15日 [ 3253hit ]
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