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imageアンコメ米作りプロジェクト2016

2001年から始めた有機栽培による米作りの仕事を「アンコメ米作りプロジェクト」と呼んでいます。
その仕事の中心が、藤枝市の有機栽培米生産者、松下明弘さんとの試行錯誤です。

我々が目指すのは、「らしさの追求」。
どこかにある米を目指すのではなく、足元にあるモノ。ここにしかないモノ。ここでしかできないコト。
いわば我々らしさ、ここでしか生まれないオリジナルへの探求です。

ここで培われた経験は稲をどう捉えるか?稲の種子である米をどう捉えるか?その米を食べる僕らはどう生きるか?
つまり土地と稲と人とのつながりを考える上で、たいへん重要なメッセージ伝えてくれています。
このコンテンツでは、そういった田圃と松下、そしてアンコメ(安東米店)の試行錯誤の日々
田圃からお茶碗までを巡る思索の旅をレポートしていきます。

関係者プロフィール

松下明弘(まつした・あきひろ)

1963年生まれ、81年藤枝北高卒業。88090年の2年間青年海外協力隊に参加、 東アフリカのエチオピアで野菜の栽培指導を行う。 帰国後、父親の他界を機に専業農家となり実家の圃場で有機無農薬栽培による米栽培をはじめ現在に至る。 2001年JAS有機認証を取得。 巨大胚芽米カミアカリ(2008年3月6日品種登録)の生みの親でもある。松下明弘

長坂潔曉(ながさか・きよあき)

1963年生まれ、88年武蔵野美術大学卒業。90年家業の安東米店に入店。 97年松下明弘さんとの出会いから「田圃からお茶碗まで」というテーマで米を捉えるようになる。 以降、栽培0販売0炊飯までのすべてを視野に入れた米屋のあり方を模索している。 2004年五ッ星お米マイスターを取得。 2007年巨大胚芽米カミアカリのための勉強会カミアカリドリームの代表を務める。長坂潔曉
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基礎の「き」
基礎の「き」 春の田んぼ通い。じつは個人的に一年でいちばん好きな時期。 前年の稲の刈り株が白化している。その周りで春草がひたひたとうごめいている。世代交代、輪廻転生・・・。終えた命が次の命へ変化していくそれを垣間見ることができるから。そこに萌える。 そんな春の田んぼに5ヶ月ぶりにエンジン音が響く。田んぼの土木工事。もぐらの穴をふさぐ。それからこ...
2012年04月05日 [ 2497hit ]
2012始動。
2012始動。 雨降りの藤枝。用事を済ませたら田んぼへGO。思えば今年最初の田んぼ。 作業小屋では機械音。それといい香り。その香りに誘われシャッターをくぐる。トラックいっぱいの乾燥した鯖。正確にいうと鯖カス。いい香りの正体はこれだった。 荷台の松下は自作アルミシャベルで粉砕機にその鯖カスを放り込んでいた。数秒で粉々になった。聞けばこの作業、今日が初...
2012年03月25日 [ 2844hit ]
薄紙一枚分の領域へ
薄紙一枚分の領域へ 2011年がもうすぐ終わる。12月に入ってあらためてこのプロジェクトのお米をじっくり味わってみた。そして色んなことを考えた。すぐにでも文章にしようと思ったけれど筆が進まず年末になってしまった。今夜は書きます。いざ。   2011年で11作目だった。松下とアンコメが二人三脚で企画している栽培しているこのプロジェクトのお米。今、皆さんに食べていた...
2012年01月08日 [ 2460hit ]
今期松下最終便。
今期松下最終便。 10月18日14時。耳慣れたディーゼルエンジンの音。白いトラック。松下のトラック。荷台には真新しい紙袋。そこに「にこまる」の四文字と穀物検査印。松下23年産最終便品種。 ―さあやるか。 松下と僕、そして新人スタッフTの3人で低温倉庫に運び入れる。全部で30俵、1800キロ。一人あたり600キロだから往復20回トラックと倉庫の間を行き来する。外気温は20℃以上。...
2011年10月18日 [ 2637hit ]
にこまる、輝く。
にこまる、輝く。 次の週末にはもう田んぼにない。稲刈りは水曜日と木曜日。23年産最後の品種がこの「にこまる」。その姿が見たくて藤枝に走った。 松下はちょうど酒米品種の稲刈りをしている真っ最中だった。いつになく余裕の表情。スケジュールとお天気がぴったり合っている。それに収穫してから乾燥機へ運ぶための搬送用ホッパーも大型になったことでさらに余裕が生まれた。...
2011年10月10日 [ 2315hit ]
残りは にこまる。
残りは にこまる。 2011年、平成23年産。今年で11作目の松下×安米プロジェクト米入荷しています。 9月29日「いただき」入荷10月4日「あさひの夢」入荷残るは「にこまる」のみ。 もっとも簡単な方法(IH炊飯器)でテスト炊飯した感じでも、「いただき」「あさひの夢」ともに良好。猛暑で苦しめられた22年産とは雲泥の違い。9月21日の台風が少しだけ影響し収量が若干量減ってしま...
2011年10月07日 [ 2296hit ]
稲刈り中盤、ヒゲ面。
稲刈り中盤、ヒゲ面。 9月19日 去年の今頃も暑かった。8月の猛暑に耐えようやく夜温が下がったが日中は相変わらずだった。22年産は、いただき、あさひの夢、ヒノヒカリ。そのどれもが疲れていたように見えた。それでもちゃんと実っていた。稲の強かさを知った22年産だった。23年産は、いただき、あさひの夢、にこまる、の3品種。いよいよ稲刈りも中盤戦。今のところ順調。活力に満ちた...
2011年09月20日 [ 2463hit ]
二百十日の雨。
二百十日の雨。  台風とは思えないくらいの長雨。今日で5日目。来週週末はいよいよカミアカリ(※1)から一ヶ月に及ぶ稲刈りのスタート。その初日は見に行けそうにないので今日土砂降りの中を走った。  二百十日、稲作の厄日か・・・。  作業所の中でコンバインの整備している松下。機械整備はお手のもの。この5日間収穫準備は万端整った。複雑に駆動する金属の表面...
2011年09月04日 [ 2461hit ]
水田徘徊、南伊豆。
水田徘徊、南伊豆。 七月二十七日。 南伊豆の若き生産家グループ中村さんらの田圃へ行った。5月31日以来これで2回目。今日は彼らの田圃の師匠の一人でもある藤枝の松下にも同行してもらった。朝方の雨は南伊豆に入ったとたんに上がった。晴れ男を自負する松下ならでは。 一番酷い田圃から見て行こう。 松下の第一声。厳しきも愛情溢れる彼らしい云いっぷり。到着早々田んぼ...
2011年07月31日 [ 3314hit ]
豊年エビ、見損ねた。
豊年エビ、見損ねた。 豊年エビ、見損ねた。 出現のピークは6月中旬から7月の第1週。近頃いろんな田圃でも見かけるようになったとはいえ、ここの田圃に出現する量は半端でない。僕は毎年その出現を楽しみにしていた。ところがちょうどその出現ピークの頃は何かと忙しかった。いつもなら月に2度は見にいくのにもかかわらず一度も行くことができなかった。見損ねてしまった。遠くの田...
2011年07月18日 [ 2392hit ]
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