毎年、新米入荷前のこの時期になると、米の低温倉庫に現れるものがある。
壁画。
かつて娘たちが小学生だった頃、見学に来る度に、同級生らとイタズラして描いたものだ。 目を離した隙に描かれた続けた絵は数年分、天井まで描かれている。 その全貌を見られるのは、在庫がなくなる今の時期だけ。 9月になれば産地から届くお米が天井いっぱいまで積み上がり見えなくなるのだ。
蒸し暑い外気をよそに、14℃の庫内で観賞できるのは、 28年産新米が本格的に入荷する今週来週くらいまで。